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役者を育てることからはじめ最優秀女優賞を獲得。「ハッピーアワー」濱口竜介監督の力

あかり、桜子、芙美、純は37歳の既婚女性4人組。何でも話せる親友同士だと思っていた。ある日、離婚裁判に敗れ、恋人との未来を阻まれた純が失踪する。何も知らされなかったあかり、桜子、芙美は動揺する。自分の人生を見つめ直す3人。やがて訪れる長い夜が問いかける。
「あなたは本当に、なりたかったあなたなの?」

30代女性の結婚や恋愛模様を描いた映画「ハッピーアワー」(濱口竜介監督)で主演した女優4人が、8月15日、第68回ロカルノ国際映画祭国際コンペ部門の最優秀女優賞を受賞に決定しました。

「ハッピーアワー」は、2013年9月から2014年2月までの約5か月間にわたって「デザイン・クリエイティブセンター神戸」で行われたワークショップから生まれました。このワークショップは、演技経験不問で市民から参加者を募集。さまざまな世代の男女17人が参加し、3分の2が演技経験のない人たちでした。

この映画のすごいところは、素人から役者を育て、主演にしたところ。「演技の発展に時間をかけた」ところです。5か月間の市民参加のワークショップからはじまり、約1年を演技の発展のためにじっくり時間をかけています。その甲斐あって、見事、最優秀女優賞を受賞。ワークショップ映画の集大成といえる作品です。
主演の4人は、田中幸恵さん(神戸市・41歳)、菊池葉月さん(加古川市・37歳)、三原麻衣子さん(姫路市・41歳)、川村りらさん(京都市・39歳)。いずれも映画やテレビの出演経験はなく、受賞に驚きを隠せないようです。

「ハッピーアワー」は上映時間5時間以上の大作。日本では12月に全国で順次公開が予定されています。

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