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とらや本店休業のニュースに、「おもかげ」が蘇った。

まあ、「とらや」の羊羹なんて、貰い物でなくては口に入りません。だから値段はつい先日まで知りませんでした。持ったときの重量感、ひと口食べたときのえもいわれない幸福感から、高いであろうことは理解できます。

「とらやの羊羹が好物」と知った義母が、スーパーでI村屋の羊羹を買って来てくれました。「一緒なん、“や”だけや〜ん」とツッコミを入れたくなりましたが、そこは婿の努め、じっと我慢して、ありがた〜くいただきます。

まったく別物でした(泣)

すると無性にとらやの羊羹が食べたくなり、百貨店に買いに行きました。そこで初めて値段を知ってビックリ。筆者が好きなどど〜んとした重量のある羊羹は、なんと1本5千円もするではないですか!「羊羹ってこんなに高いの!」と実感した瞬間です。
さすがに、羊羹に5千円は投資できず、800円のミニ羊羹にしましたが、やはり格落ちです。それでも旨さは絶品でした。

本日、10月7日(水)より、建て替えのために、とらや赤坂本店が休業になりますが、同店のホームページに掲載された店主の挨拶文が素晴らしいと評判になっています。

この店でお客様をお迎えした51年のあいだ、多くの素晴らしい出逢いに恵まれました。
3日と空けずにご来店くださり、きまってお汁粉を召し上がる男性のお客様。
毎朝お母さまとご一緒に小形羊羹を1つお買い求めくださっていた、当時幼稚園生でいらしたお客様。ある時おひとりでお見えになったので、心配になった店員が外へ出てみると、お母さまがこっそり隠れて見守っていらっしゃったということもありました。
車椅子でご来店くださっていた、100歳になられる女性のお客様。入院生活に入られてからはご家族が生菓子や干菓子をお買い求めくださいました。お食事ができなくなられてからも、弊社の干菓子をくずしながらお召し上がりになったと伺っています。
このようにお客様とともに過ごさせて頂いた時間をここに書き尽くすことは到底できませんが、おひとりおひとりのお姿は、強く私たちの心に焼き付いています。

さすがはとらや。朝から感動をいただいた名文です。

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