オピニオン

「一億総活躍社会」ってどんな社会なの?

菊池桃子さんの起用で、一躍脚光を浴びる「一億総活躍社会」。

先日の組閣のときに、総理大臣が「一億総活躍社会の実現に向けて!」と、何やら鼻息ブーブーしていたのは知っていましたが、どうせまた、適当な言葉を並べたてただけのパフォーマンスであろうと、聞き流しておりました、はい。

ところで、「一億総活躍社会」ってなんなの?

国民すべてが活躍する社会ってなニュアンスにとれるのですが、大して知りもせずに講釈をたれてはちょっとかっこわるいので、一応調べてみました。

「一億総活躍社会」とは、先日発足した第3次安倍内閣のスローガンです。

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第1次組閣のときの「美しい国づくり」といい、どうも安倍総理のスローガンはピンと来ないのはなぜでしょうか。

平成27年10月15日、少子高齢化の流れに歯止めをかけ、誰もが活躍できる「一億総活躍社会」の実現に向けて、政府を挙げて取り組むために、内閣官房に「一億総活躍推進室」が設置されました。

少子高齢化対策として、
・強い経済
・夢をつむぐ子育て支援
・安心につながる社会保障
に取り組んでいくのだそうです。

具体的な数値目標として、
・国内総生産600兆円
・希望出生率1.8
・介護離職ゼロ
を掲げています。

耳障りの良い言葉を並べだけだから、心に響かない

分からないなりにも、確かにいいことだとは思いますが、これらは目標値を並べただけで、達成時期や財源などが示されていません。今から取りかかるのでしょうが、単にきれいごとを並べただけなので、心に響いてこないのでしょう。

小泉総理の「郵政民営化!」、橋元大阪市長の「大阪都構想!」は、賛否はどうであれ、当人たちの思い入れが感じられました。だから、演説にも説得力がありました。安倍総理の演説でいつもおもうのですが、何やら万人ウケのする言葉を並べただけのような気がします。当人が本当にやりたいことではないように思うのは、私だけでしょうか。

国民総生産600兆円に関しては、すでに政府の中長期財源試算で、実質2%、名目3%の経済成長を続ければ2021年度には達成することになっています。しかし実際はマイナス成長が続いており、2017年4月の消費税10%の導入で、さらに落ち込むことが目に見えています。
言葉だけで「めざせ、国内総生産600兆円!」と言われても、絵に描いたモチでしかありません。
出生率引き上げ、介護離職ゼロに関しても、莫大な税金の投入が必要でしょう。というよりも、お金をつぎ込んでどうこうなるというものではなく、現代の核家族化に踏み込まなくてはならない課題です。

大臣や官僚にはまったく期待できませんから、菊池桃子さんら、国民会議議員たちの庶民感覚に期待したいと思います。

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