医療

レーシック手術のメリットとデメリット

10月30日、レーシック手術で強度の眼精疲労などの後遺症が生じたとして、患者側が病院側に損害賠償を求めている裁判で、新たに患者9人が集団提訴しました。
提訴されているのは東京・港区の「品川近視クリニック」と「錦糸眼科」の2病院。原告は合わせて21人にのぼり、請求額は総額1億6000万円余となっています。

レーシックとは、角膜を削ることにより、角膜のカーブを変え、屈折異常を矯正する手術方法の一つ。近眼の視力が回復すると、私たちの周りでもかなりの人が手術を受けています。ここでレーシックのメリット、デメリットをまとめてみましょう。

レーシックのメリット

メガネやコンタクトレンズがいらなくなります。近眼の人にとって、朝目覚めたときに物が鮮明に見えるということは、まさに夢のような話です。

※ただし、矯正できる度数には限界があります。強度の近視や乱視は十分に矯正できないこともあります。また、老眼は矯正することができません。遠くのものは見えるようになったものの、加齢により老眼が激しくなり、老眼鏡なしでは近くのものが見えにくくなります。

レーシックのデメリット

レーシックは手術ですから当然、合併症やリスクはつきものです。今回の訴訟は、この説明が十分になされていないことに起因しています。

 

夜間の視力が低下する

夜間の光がまぶしく、にじんだように見えることがありますが、この症状は治すことができません。

 

角膜が変形する

強度の近視で、角膜切除量が大きい場合などでは、術後に薄くなった角膜が前方に突出して角膜が不正な形に変形して視力が低下してくることがあります。レーザーで削った角膜はもとに戻すことができないため、この場合はハードコンタクトレンズによる矯正でしか視力補正ができなくなります。

 

角膜が濁る

角膜中央部をレーザーで削るため、角膜ににごりが生じる可能性があります。眼鏡やコンタクトレンズで視力を補正できていた人が、手術を受けたために、かえって視力が低下してしまう可能性があります。

 

度数の変化によって視力が低下する

術後、屈折矯正効果の戻りなどの変化が起きることがあります。たいていはレーザーの再手術によって補正できますが、まれに再手術ができないこともあります。

 

正確な眼圧測定ができなくなる

術後には角膜が薄くなり変形するので、眼圧測定値が低めに出たり、時には眼圧の測定ができなくなることもあります。日本人は緑内障が多く、40歳以上のうち5%が緑内障に罹患しているという研究結果が出ています。高度近視の方では、緑内障のリスクがより高いのですが、この性質はレーシックを受けても変わりません。レーシックの術後には眼圧が正確に測定できないために、緑内障になっても見逃されてしまう可能性があります。

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