オピニオン

そもそも「国民連合政府」ってなんだ?

10月29日、民主党の岡田代表が記者会見で「国民連合政府が条件になると選挙協力は難しい」と発言し、共産党が提唱する連立政権「国民連合政府」構想を拒否する構えをみせています。

民主党は、「選挙協力はするが、国民連合政府は認めない」とするのですが、これでは、「民主党は選挙のことしか頭にないのか!」とクレームをつけたくなります。かねてから、民主党のその場しのぎの政策、常に上から目線の姿勢には、いい加減にうんざりきていましたが、あまりの愚かさにあきれてしまいました。

そもそも共産党の唱える「国民連合政府」とはなんでしょうか。

9月19日、共産党志位委員長が「戦争法(安保法制)廃止の国民連合政府」の実現をよびかけました。
7月19日、参院本会議で自民、公明両党などの賛成多数により安全保障関連法が可決されましたが、これを廃止にするために、選挙協力をしようというものです。

現在のような状態では、選挙で安倍政権に勝つことはできません。そこで、「安全保障関連法(共産党ではこれを戦争法と呼んでいます)を廃止」で一致する全員が協力して来る衆議院と参議院の選挙で自民党、公明党に勝ち、与党として国民連合政府を組閣。

①集団的自衛権行使容認に閣議決定を撤回し、
②安全保障関連法を廃止する

というものです。
国民連合政府の使命はこれで終わり。
この2点が達成されれば、すぐに解散・総選挙をおこない、それからのことは改めて次の政権にゆだねるというものです。

僕はこの考え、画期的だと思います。しかも共産党が提唱するところがすごいと思います。

共産党の組織票はものすごい威力があります。1人区では、その組織票が野党1人の得票に回るのですから、組織票を持たない民主党にとっては喉から手が出るほどほしいでしょう。

そこで、「選挙協力はするが、国民連合政府は認められない」などという、先のトンチンカンな発言につながったのでしょう。

まったく、趣旨が違うことはお分かりいただくますね。
国民連合政府を作り、安全保障関連法を廃止して、解散。

これが、共産党が唱える「国民連合政府」なのです。

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